愛媛県八幡浜市を知っているだろうか。
愛媛県の端っこにあり、八幡浜市の中心街から10kmほど離れ場所になる”保内地区”は、明治時代に「四国で初めて電灯が灯った街」として知られている。
八幡浜市について
八幡浜市は、愛媛県の西端にある佐田岬半島の付け根に位置する市。北に伊予灘、西に宇和海を望み、丘陵地が多く、海はリアス式海岸が続き、温暖で風光明媚なところである。
人口: 3.831万 (2012年3月31日)
Googleマップより引用
八幡浜市といえば漁師の街であり、ミカンの段々畑がとくに有名だろう。
しかしながら最近の八幡浜市は、どこかが違う。
昨今の八幡浜市を見てみると、進化に次ぐ進化を遂げている。
ターミナルのリニューアル工事、八幡浜港の観光整備。
圧倒的なスピードで変わりゆく八幡浜市を、観光地化する。
サイト限定:観光マップ
上記マップは、僕が実際に八幡浜市に行った際に作成したマップである。
八幡浜市は繁華街が集まっており、いくつかの商店街が軒を連ねている。
特にオススメなのは、「八幡浜港フェリーターミナル」「八幡浜みなっと」「大正湯」の3つである。この3つを抑えて街を歩けば、八幡浜市民もニッコリの出来栄えだろう。
変わりゆく八幡浜港
2022年4月、八幡浜港フェリーターミナルは圧倒的な進化を遂げた。
カフェや交流広場の設置、隣接する”道の駅:八幡浜みなっと”へのアクセス向上。
初めて見た新しいフェリーターミナルに、僕は圧巻した。
八幡浜市役所が主体となって「八幡浜港みらいプロジェクト」が始動しており、その一環としてのフェリーターミナル改装である。港を中心とした、大規模な市街地開発が行われるらしい。
1階は、宇和島運輸フェリーと九四オレンジフェリーの窓口・待合室・売店がある。
2階には、海を見ながら珈琲を飲める喫茶店があった。
3階の展望広場では、多くの人々が交流を楽しんでいた。
道の駅八幡浜みなっと
八幡浜みなっと。
どーや市場やアゴラマルシェ、みなと交流館など、多様な商業施設があつまった道の駅である。
地方の衰退を防ぎたい。その一心で開発がなされた道の駅であるが、その満足感は果てしないものである。なぜこんなにも充実した施設がそろっているだろうか。
大正湯
“八幡浜の地に大正4年(1915年)に開業して以来、”地域の駄弁り場”として100年以上地元の人々に愛されてきた大衆浴場。
Googleマップより引用
八幡浜市のあらたな名物スポット、「大正湯」。
明治レトロな外装は1度も建て替えを行っておらず、長年にわたって市民に愛されてきた。
2019年以降はサウナも開設され、昨今のサウナブームもあいまって連日大繁盛である。
よってらっしゃい、みてらっしゃい。2階で宿泊も可能だよ~!!
八幡浜駅
最後に触れておきたいのが、八幡浜駅である。
駅名標のコメントは「みかんの香る四国最西端の駅」。
駅舎は実に小さいけれども、設立当初の昭和の雰囲気が残っているコロニアル屋根である。
周辺にはタクシーが何台も止まっているので、観光の足にも困らない。
僕は父と二人で1台のタクシーに乗り込み、八幡浜港まで送ってもらったことがある。
みなさん、とても気さくなドライバーであった。
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