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【山口市若宮町】1909年まで”若宮八幡宮”があった、洪水から復興した街

山口県

今回は、山口市若宮町を紹介する。若宮町は、「若宮八幡宮」という立派な神社があった街として知られている。この道路はいつも渋滞が発生しており、マイカー通勤の人々によってにぎわいを見せている街としても知られている。

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「萩野菜ピクルスカフェ」があることで有名です。大学の友人も、バイトをしていたと聞いたことがあります。

若宮町:観光マップ

若宮様旧跡(若宮八幡宮)

現在はすこしだけ史跡が残っているのであるが、日露戦争の直後まで「若宮八幡宮」というりっぱな神社があったそうである。

神社が建てられたのは、1299年。日本史で言えば、鎌倉時代の終わりかけである。かなりの大昔に神社が建てられたことが分かる。

すぐそばには「椹野川」という大河川が流れており、この神社も水害によって何度も流されてしまったとのことである。そのたびに、神社に参拝する”氏子”という人々が再建を繰り返した。

日露戦争の直後、1909年まで残っていた若宮八幡宮は、近くの「朝田神社」に合併されてなくなってしまう。いまから114年も昔であるから、当時の参拝者は生存していないのかもしれない。

それでも、じつに綺麗に整備されている。地域に愛された神社であることが分かる。

若宮ふれあい広場

この広場は、いったい何なのだろうか。個人的には、全く謎めいた広場である。

わずかなS字カーブの歩道が整備されているのだが、とくにお手洗い場や、腰掛ける椅子、机などを見かけることもない。どのような目的で作られた広場なのかを必死に考えるのであるが、あまり理解できないわけである。

山口市のHPによると、この広場は2017年の4月に整備されたらしい。

若宮ふれあい広場園名碑完成に伴う除幕式に出席しました。

若宮ふれあい広場は、本年4月に開通しました「東山通り下矢原線」の整備に併せ、若宮町におけます地域の皆さんのふれあいの場所として整備をしたもので、この度、今井下自治会の秦様より広場の名称の入った園名碑を御寄贈いただきました。

https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/17/34783.html 山口市HP

あえて言うならば、イベント出店の場所としては大いに活用できそうである。

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