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【山口市矢原】戦前は競馬場があった、朝田神社がある街

山口県

矢原には、自家焙煎コーヒーの「sai coffee Roastery」や、テイクアウト専門のからあげ屋「からあげの篤」なんかがある。ラスク工房や広島風お好み焼きのお店もあるから、朝から晩まで食べ歩きしても楽しめる街である。

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新山口駅から湯田温泉に向かうには、かならず経由する駅でもあります!

矢原:観光マップ

矢原は、吉敷川と椹野川の二つの河川に囲まれた場所である。今回は、「朝田神社」「矢原駅」「馬頭観音」の3つについて書いていこうと思う。

朝田神社

朝田神社は、いわゆるM&A形式で合併を繰り返した神社である。

もともとは「周防5の宮」の1つとされて、大内家によって長年親しまれてきた。明治時代に神社のM&Aが盛んになってきて、地域合併が進んでいた。そのような時期に、朝田神社は合併先の大神社として残ってきたのである。

矢原駅

矢原駅は、1935年に開業したらしい。1935年と言えば、イタリアがエチオピア侵攻をおこなった時期でもある。日本も先進国の1つとして軍備拡充に進む中で、矢原駅も開業した。

小さな無人駅であるが、トイレが設置されている。トイレが設置されているのといないのでは、雲泥の差があることにお気づきだろうか。

矢原駅にはトイレが設置されている。トイレが設置されているのだ。

馬頭観音

Googleマップ:馬頭観音(MIU様より引用)https://www.google.com/maps/contrib/109502738244327973523/photos/@34.1435544,131.4712724,15z/data=!4m3!8m2!3m1!1e1?entry=ttu

矢原にある河川公園はたいへん広く、子供たちもシャボン玉をしたりして楽しそうに遊んでいる姿をよく見かける。

そんな公園にひっそりと建っているのが、この「馬頭観音」である。これは馬の神様であるから、馬に関係する出来事があったのではないだろうか。

元々この場所には、”大歳競馬場”という競馬場があったそうである。営業年は1927年~1930年といわれており、3日間で3万人もの人々が出入りするほどに盛り上がったそうだ。

農家たちがすっかり競馬にハマって大問題になったり、法改正などによって、人々は”山口競馬場”に移っていったらしい。

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